
先月末にNHKで放映された
「家で死ぬということ」というドラマを見る機会がありました。
「先祖代々守り続けてきた家で死にたい」
義母の思いをかなえることは出来るのか?
都会で育った男が、余命三ヶ月と宣告された義母と、
雪の岐阜県白川村で過ごす“ひと冬”の物語。
忘れかけていた日本人の心に触れるドラマです。
(以上NHK番組HPより抜粋)
先祖代々守り続けてきた家で
看取るよりほか選択肢がなかった時代。
今や高齢化社会化とともに福祉サービスが提供されるようになり
様々な環境下で看取ることに選択肢が数あるようになった時代。
変わりゆく地域、家庭、医療、福祉、のかたち。
どうすればいいのだろうか。
それでも誰もが試行錯誤で、手探りだと思います。
それはこうして介護に関わらせていただいている
私とて家族、家庭 、仕事をもつひとりの人間として同じです。
ドラマの中で息を引き取ろうとする
義母を前に男は妻に言います。
「親とのお別れ以上に大事な用事なんてない。」
そして離れた場所で働く妻を白川村へ呼び寄せ
皆で義母が住み慣れた家で最期を看取ります。
時代の変遷を経て
よりよい介護のかたちを求めて
悩み突き進んでいく今の社会を
反映したドラマだとも感じました。
そして私達はみねのさとに関わって下さっている皆様が
幸せになれることを目標のひとつに掲げさせていただいております。
地域に根ざし、ご家族様とともに
住み慣れた家で出来る限り自立して生活が続けられるよう
さらに利用者様お一人お一人にあったサポート、ケアを
ご提供させていただければと感じました。
みねのさとスタッフ 三浦